Mobile Menu

ミステリーショッパーブログ用2

ミステリーショッパーって何?

by inayamablog, 2016年1月22日

「ミステリーショッパー」ってご存知ですか?
ショッピングセンターなどで、覆面調査員がテナントなどを回り、
商品・サービス、陳列・ディスプレイなどの店づくり、店員の身だしなみ・接客態度などを
調査することを言います。

初の試みですが、とある団体から相談があって、
自主製品のイベント販売会場で、「ミステリーショッパー」を実施しました。
ショッピングセンターの1F催事場という賑やかな場所とはいえ、
催事販売ですから、テーブルが並んだだけの「店頭」を
評価するといっても、限界があります。

けれど、
「毎回工夫をこらしてディスプレイしたり、
頑張って商品説明のPOPを作っているけれど、
実際お客様にどう見られているのか知りたい。」
「結果をもとに、次のレイアウトや陳列を見直したい。」
そんな声がたくさん出ているとのことで、“やって”みました。

専門の調査会社に依頼し、“福祉の知識は全くない調査員”3名が会場に潜入。
限られた催事スペースを行ったり来たり調査するわけですから、
「今回はミステリーになりませんよ。」とお伝えしていたのですが、
実際に、調査員だとわかった職員さんはごくわずかでした(笑)。

商品
陳列・ディスプレイ
接客
の各項目をチェックし、コメントを入れて、事業所ごとに
評価表をお渡ししました。

・商品の特徴を説明してもらえて良かった(パン)
・のぼり、陳列棚の用意などディスプレイに力を入れていることがわかる(アクセサリー)
・地方のおいしいもののイベントブースはワクワクする(東北物産)
・細かい商品をいっぺんに置き過ぎ(雑貨)
・外国人にうけそうな商品と、目を引くディスプレイ(布ぞうり)

評価表はこんな感じ・・
ミステリーショッパーブログ用

「職員をほめてあげなきゃ」
「なんか悔しい~」
ひとしきり盛り上がったあと、本質的な話題へ・・。

毎回、工夫してイベント出店されていることはよくわかりました。
ところで・・
目指す売上はとれていますか?
来場者数を増やすために、取り組んでいることはどんなことですか?
マンネリを脱却するために、できることはなんですか?

商品分野ごとのゾーニング とか
集中レジにして買いやすくしよう とか
販売什器やクロスを変えてみよう とか・・
企画段階で話題に上り、難しいね、といっては消える課題。
もう1回考えてみましょうか。

それぞれが個性を発揮しながら、全体としてお客様をひきよせる
魅力的な催事を企画にしたいよね。
やらなきゃね。

ここまで熱心に、ここまで頑張ってきているのだから、
限界を超えて、“納得の売上”がとれるイベント販売にしましょう!