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梅雨の晴れ間の事業所めぐり

by inayamablog, 2016年6月17日

2日間、文京区の事業所を回って、見学させていただきました。
福祉的就労のネットワークを作るための事前ヒアリングをすると
いう趣旨での訪問です。 

場所も空間も機械や車の有無も、
利用者の障害種別も年齢も、
支援方針も、仕事の仕方も、従事する時間も異なる中で、
どんなネットワークが作れるのか、作りたいのか、
そもそも仕事がもっとほしいのかどうか
(工賃は上がったほうが良いに決まっているけれど、
仕事をさらに増やしたいか、増やせるかは聞いてみないとわかりません。) 

東京ドーム、東京大学、竹久夢二美術館、椿山荘、六義園・・
おお、これがそうなのね・・という名所を脇に見ながら、区内をぐるぐる、ぐるぐる。
“ブラタモリ”状態でありました。 

B型、生活介護、地域活動支援センター、A型。
どんな形であれ、皆さん、思った以上に(失礼!)、仕事に前向きで、
売上拡大、工賃アップに意欲的でしたし、
工賃追求の事業所ではなくても、
仕事がマンネリでは利用者のモチベーションがあがらないので、新しい仕事に
挑戦したいと思っていることがわかりました。

工作のように複雑な折りの仕事
自閉傾向の方が思わずはまってしまう円錐形のプラスチック部品の梱包作業
品よく薄くて軽くて白いお皿
100個以上の納品が一度に可能な革製品

 「おお~」という商品や、活躍する利用者をあちらこちらで見かけました。
お得意様や販売場所に学校関係者が多いところは土地柄でしょうか。 

結論。
やっぱり仕事が大事。
利用者が年を重ねていても、障がいが重くても
働きたいと言っても言わなくても。
 

「施設外就労をやってみたい」「まだ余力はある」
「利用者には年金+工賃で15万円出したい」 

まだまだ、仕事たくさんできそうですね。
ならば、やってしまいましょう、文京区の皆さん!