都内には、区市町村単位で共同受注のネットワークを作っているところが多数あります。
優先調達の進展に伴い、受け皿となる共同受注窓口の必要性から、
県単位で設置されているかと思いますが、
東京都の場合、B型事業所だけでも7500ヶ所あるということで、
都全体をまとめることは不可能です。
というわけで、区市町村単位でのネットワーク組織化が進んでいます。
昨日、その区市町村のネットワークが集まって、「オール東京」で何が
できるかを考えようではないか、という初めての会合が開かれました。
参加者70名。
地域を越えて、官公需情報の共有やネットワークの状況を話し合う場は
そうそうなく、あっという間に具体的な突っ込んだ意見交換が始まりました。
知っているようで知らない、隣の区や市のこと。
まずは知り合い、共通項や違い、互いの特徴を共有することから
スタートです。
都内区市町村が“工賃アップ目指してチームを組むこととなった”この機会に
是非やりたいことは、
今ある仕事を、みんなで分けるということではなく、
・オール東京での情報発信
・地元の実績を他の地域で横展開
・東京750ヶ所の強みを発掘・発見
・1区1市の枠を超えて利用者の新しい仕事をつくる
ということ。
「障害者施設の仕事力」を発信し、「新しい出会いと仕事を
つくること」にチャレンジしたいです。
それ、いいんじゃない?という仕事を都内あちらこちらで
PRし、商談をまとめ、やってみる。
人のつながり、情報のつながりができれば、
点が線、線が面になるスピードは、
格段に速くなるのではないかと思います。
東京らしい、ユニークな仕事づくりにトライ!です。