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“オール東京”で何ができるか

by inayamablog, 2016年7月1日

都内には、区市町村単位で共同受注のネットワークを作っているところが多数あります。
優先調達の進展に伴い、受け皿となる共同受注窓口の必要性から、
県単位で設置されているかと思いますが、
東京都の場合、B型事業所だけでも7500ヶ所あるということで、
都全体をまとめることは不可能です。
というわけで、区市町村単位でのネットワーク組織化が進んでいます。 

昨日、その区市町村のネットワークが集まって、「オール東京」で何が
できるかを考えようではないか、という初めての会合が開かれました。

参加者70名。
地域を越えて、官公需情報の共有やネットワークの状況を話し合う場は
そうそうなく、あっという間に具体的な突っ込んだ意見交換が始まりました。
知っているようで知らない、隣の区や市のこと。
まずは知り合い、共通項や違い、互いの特徴を共有することから
スタートです。 

都内区市町村が“工賃アップ目指してチームを組むこととなった”この機会に
是非やりたいことは、
今ある仕事を、みんなで分けるということではなく、

・オール東京での情報発信
・地元の実績を他の地域で横展開
・東京750ヶ所の強みを発掘・発見
11市の枠を超えて利用者の新しい仕事をつくる
ということ。

「障害者施設の仕事力」を発信し、「新しい出会いと仕事を
つくること」にチャレンジしたいです。

それ、いいんじゃない?という仕事を都内あちらこちらで
PRし、商談をまとめ、やってみる。
人のつながり、情報のつながりができれば、
点が線、線が面になるスピードは、
格段に速くなるのではないかと思います。

東京らしい、ユニークな仕事づくりにトライ!です。