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展示販売会会場にて

by inayamablog, 2016年7月12日

社会福祉法人藍さんが、毎年実施している
「藍展」にお邪魔しました。
その名のとおり「藍染」商品を中心に、
織物、刺し子などのクラフト雑貨を製造・販売しています。

場所は、新宿西口の高層ビル群の中。三井ビルのロビー階です。
出かけたのが土曜日だったので、オフィス街は静かでしたが、
平日は、このビルで働く人や訪れる人がたくさん通るエントランス
近くのフロアです。
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愛好家も多く、
展示販売を楽しみにされている固定客もたくさんいます。
「初日の月曜日は大変な混雑でした」
施設長が穏やかに微笑みます。
この日は最終日。1週間やりきった充実の笑みです。

藍染の愛好者だけでなく、例年のこの展示や賑わいを、
「またやってるな」くらいの目でみている
ビジネスパーソンもたくさんいるのではないかと思います。
障害者施設の取組みだとはおそらく気づいていないでしょう。

それでもきっとこのフロア販売は、年中行事として浸透し、
場を温かくしているのだろうと感じます。

社会福祉法人藍は、昨年、新たに生まれ変わりました。
初代の理事長からのバトンタッチ、関係NPOの統合など
法人として大転換した年でした。
広報誌の中で、重責を担った若い理事長が夢と決意を語っていました。
新組織体制
理念の変更
理念にかける理事長の思い
事業計画づくりに向けた理事長のプラン

この日は、理事長自らお客様をお迎えしていました。
「ここに並んでいるもので在庫はなくなる?」と聞いたら、
「いや、そうでもないです。他でも販売できますよ!」とのお返事。
大量発注にも応じられる頼もしい工房なのです。

藍展を訪れた人
商品が素敵だなと思って立ち寄った人
遠くから見ているだけだけれど、いいなと思っている人

そんな人たちに理事長の熱い思いが届けばいいな
応援する人、商品を支持する人の輪がさらに増えるといいな

きっとそうなるのだろうな
そういう「気」を発している展示販売会でした。