都庁では、各局契約担当者を集めて、優先調達に関する
会議が年2回行われます。
その席で事業所の仕事を紹介するプレゼンテーションが
行われました。

目的は「印刷ばかりじゃなく、いろいろな仕事を
やっていますよ」ということを都の契約担当者に
知っていただき、都庁からの発注を増やそうという
ことです。
ＰＲの場ですね。

区や事業所の代表の方5人にお話いただきました。
・イベントで使ったのぼり旗のリメイクバッグ
・国体のお土産セッティング
・競技場の整備
・防災用品など物品の取り次ぎ・名入れ
・都営住宅などの共用部分の清掃
・デジタルアーカイブ

などなど。単調な説明にならないよう発表者の皆さん、
工夫してご説明くださいました。
東京国体時の受注実績、零細の印刷屋さんから特殊印刷の
技術を承継してもらった話、公園、霊園、大学、病院での
事例だったり、と
都庁の皆さんにもイメージしやすい事例が多かったと
思います。

「思ったより、いろんな種類の仕事ができることがわかった」
「ネットワークとの契約はできるのか、個々の施設との契約になるのか」
控えめながら、今後の契約を期待できる質問や感想を
聞くことができました。

優先調達の実績を上げるべき立場の皆さんと
仕事を受注したい事業所が、場を同じくしたわけですから、
ここはお互い相手の立場に立って、歩み寄れれば良いなと
思います。

契約担当の方は、いわば事務方。
局に戻って、事業担当の皆さんにいかに発信していただくかが
ポイントだと思っています。
皆様、よろしくお願いします！

そして、私たちは、せっかくの出会いを無駄にしないよう、
継続的なコミュニケーションで、いつでも思い出して
いただけるようにしておくことが大切ですね。
代表５区市の皆さん、早速次の手を考えているみたいです。

優先調達の実績を増やすために、何でもいいから仕事を
出せばいいんでしょということではなく、
事業所が、都の政策課題の解決に一役買ったり、
残業削減に取り組む都庁の職員さんの生産性向上に
つながるような仕事を切り出せたらいいなと思います。