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東京ミッドタウン ガレリア3Fへ

by inayamablog, 2015年8月17日

外国人観光客が増えている。
住んでいる外国人も増えている。
商品やサービスのお客様は、もはや多国籍だ。
家電に限った話でもない。

六本木の東京ミッドタウンに行った。
とてもとてもステキな日本製のモノを並べた
セレクトショップがある。
THE COVER NIPPON(ジ カバー ニッポン)
http://www.tokyo-midtown.com/jp/shop-restaurants/interior-design/SOP0000096/index.html
という名のその店には、
陶器、ガラス、漆、木工、染物、織物等々の選ばれた雑貨が
スポットライトを浴びて、並んでいる。
魅力的な商品ばかりだが、高級すぎて手が出ない、
というものばかりでもない。

その陳列は、作り手をリスペクトした並べ方である。
愛情や祈りを感じる。
「どうか大切に扱ってください。」
「良いお客様に出会い、大切にされますように。

一つひとつ手作りです・・なんてことは一言も書いてない。
けれど、これは店主が自信を持って薦める逸品なのだということが
しっかりと伝わってくる。

自主製品を並べたショップも、こんなお店になったらいいな。
こんなショップにしたいな。

この店の隅に、
以前も紹介した自主製品の草木染ストールがある。
いぶき福祉会の自信作だ。さりげなく、でも存在感を示しながら、
他社の布製品とともに置かれている。
ステキなお客様に出会えるようにと祈らずにいられない。
賑わうその店で、感じたこと。
日本人にとって、ここに並んだ国産の商品は、「誇り」。
(自分が作ったわけでもないのに、なぜかうれしい。)
外国人にとって、ここに並んだ職人技の品々は「好奇心」。
(観光土産の和雑貨から一歩も二歩も踏み込んだニッポンとの出会い。)

もう1回、言ってしまおう。
こんな福祉ショップ、いいなあ。
誇りと好奇心でお客様が幸せになる自主製品の店、作りたいです。