Mobile Menu

出会いの春ですね

by inayamablog, 2017年4月9日

業界も立場も年齢もまちまちの人たちと話す機会が
ありました。

就労支援をしている方たちと名刺交換するのとは
わけが違います。

10秒で、1分で、3分で話す場合、
それぞれに内容を変えつつ、どうやってわかって
もらおうかなと考えます。

これが意外に難しい!
いきなり工賃アップの話をしても、わからない方たち
ばかりです。
説明し出したら、話が長くなって“空気を読めない人”に
なってしまいます。

でも、何人かと話をしているうちに気づいたことが
ありました。名乗ったあとは、焦らず「相手の話を先に
聞かせていただく」ほうがいいのだなということ。

どんな仕事をしているのか、
どんなバックグラウンドの方なのか、
どんなことに興味があるのか
を少しでも聞くことができると、
それをヒントに、自己紹介の構成を組みなおすことが
できるんです。

福祉の業界事情から入るか、
会社の紹介から入るか、
最初から工賃アップの話をして大丈夫か・・。

自社の障害者雇用の状況をダイバーシティの観点で
話してくださる方、
「○○チャレンジドというグループ企業がある」と
特例子会社の話をする方、
「企業からお金を引っ張ってくるといいよ」と
アドバイスをくださる方、
名刺のデザインに興味を持ってくださって、障害のある
方との関わりを話してくださる方・・・等々。
いろいろな方がいます。

話しながら、ご自身の言葉に耳を傾け、「障害者」との距離を
縮めてくださったところで、こちらの紹介をさせて
いただくといいみたいです。

コミュニケーションはキャッチビールだな、という
当たり前のことに気づいた時間でした。
営業のコツってなんですか、と時々聞かれますが、
「お客様の声を聞くこと」がスタートですね。やっぱり。