セブンイレブンがドーナツの販売を本格的に始めました。
肉まんや揚げ物と並んでスナックコーナーに出現したドーナツ専用ケース。
ミスタードーナツの定番商品そっくりのドーナツを6種販売しています。
専用ケースはこのためにメーカーが開発したというのですから、恐るべし、セブン。
気づけば、ローソンも、今まで菓子パンとして売っていたと思しきドーナツを、
チキンの隣にケースを置いて売っています。
メディアは、「コーヒーやチキンの専門チェーン市場を奪ってきたコンビニが
次はドーナツ市場を狙っている」と書き立てます。
日本のドーナツチェーンといえば、「Mドーナツ」ですよね。
ここからは、こそこそ話・・。(って別にコソコソできないんですけど。)
FVPの事務所の道を挟んだ1件隣のビル。
時折、オフィスビルの1室からドーナツのにおいがふんわり漂ってきます。
小さくMドーナツR&Dセンターとかなんとか書いてある・・
R&D、すなわち、リサーチ&ディベロップメント=研究開発、
そうここは、Mドーナツの商品開発ラボなのですね、きっと。
なぜここなのか?はよくわかりませんけれど、最近のドーナツ市場を見る限り、
ここはMドーナツにとって重要拠点であるに違いありません!
クロワッサンとドーナツ生地の掛け合わせとか、冷たいドーナツとか、
「新食感」「今までにない」「常識を超えた」という商品を続々出していると思いませんか?
昨日、新聞でみた商品は、ドーナツとベーグルの出会いなのだそう。
なんだか大変そう。でも頑張ってる。
ふーんと思って読んでるだけじゃダメですよ。
お菓子やパンを作っている皆さん。
他人事じゃありません。
早く「地下室」にでもこもって、新商品開発をしなければ(笑)。
エンゼルクリーム、ダブルチョコレート、フレンチクルーラー。
売れるのは結局、定番商品かもしれないけれど、それでいいやと思ったら、
お客様は「まあいいか」とコンビニドーナツで妥協してしまうかもしれません。
お客様に足を運び続けてもらうために、何をするか、方法はいろいろありますが、
「変化」はその重要なファクターです。
しのぎを削る食品市場。
「強く負けない商品」と「新しく楽しい商品」の両方でお客様とつながって
いかなければなりません。