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「読み」、「書き」、「話す」が仕事の基本

by inayamablog, 2014年5月14日

ある人に指摘された。

「稲山さんは、のってくると早口になりますね。」

研修会でもときどきお叱りをいただく。
講師が早口。
反省、反省。
話したいことがワーッと浮かぶとワーッと言ってしまう。

わかりやすく、言葉を選んで、伝わるように、
ゆっくりと話す力をもっともっと高めなければ。

書くときには、注意するようになった。
一文は短く。
言いたいことをズバッと。
言葉を磨けば、余分な修飾語はいらない。

ブログやメルマガは読んでくださる方の心に届くよう、
響くようにと祈りながら書く。

わかりやすく伝えるには、話すにしても書くにしても
自分が“よーくわかっていない”といけない。

あいまいなまま口にすると、相手も迷わせてしまう。

たくさんの情報を整理して、深く考えて、頭の中で精査して、
そうして出てきた言葉を発するから「伝わる」のだ。

小倉昌男さんは「難しいことをやさしく伝える天才」だったと言われている。
努力もされていたのだと思う。

「サービスが先、利益は後」
「後ろに目を持つ」
「安全第一、営業第二」

一度聴いたら忘れないわかりやすさ。
なぜそうなのかの解説が、心に残るメッセージ。

本質をひと言であらわしているから、聴いた人に刺さる。

難しいことだけれど、「できるようになりたい」と思って、日々努力したい。